
あら、皆様ごきげんよう。
世間を賑わせているこちらのニュース、わたくしが分かりやすく紐解いて差し上げますわ。
一言で申し上げますと、「法律で禁止されていないから大丈夫」と油断した学生さんたちが、学校の厳しいお沙汰(処分)に涙することになった…というお話ですの。
💎 事件のあらまし
舞台は北海道の清水高校。こちらのアイスホッケー部は、全国大会で準優勝するほどの、それはそれは名門中の名門(強豪校)ですわ。
そんな輝かしい部活に所属する部員6名が、今月上旬に校外で「ポケットシーシャ(持ち運び用の水たばこ)」を使用していたことが発覚いたしましたの。
学校側はこれをお重く受け止め、彼らを無期限の謹慎処分といたしました。
部員の方々は、このように弁明していらっしゃるそうですわ。
「法律で禁止されていないから、大丈夫だと思った」
…お気持ちは分からなくもありませんけれど、少々考えが甘うございましたわね。
💎 「ポケットシーシャ」とは何かしら?
そもそも、このポケットシーシャがどのようなものか、お分かり?
- 特徴: ニコチンやタールといった、いわゆる「たばこの有害成分」を含まない、香りや風味を楽しむ嗜好品ですわ。
- 法律上の扱い: 有害成分が含まれないため、法律上、未成年の使用を禁止する規定はございません。
「じゃあ、使ってもいいじゃない!」と思われるかもしれませんけれど、話はそう単純ではございませんの。
💎 なぜ法律違反ではないのに「処分」されたの?
ここが今回のポイントですわ。学校や専門家の方々は、大きく2つのリスクを懸念していらっしゃいますの。
1. 「喫煙への入り口(ゲートウェイ)」になる恐れ
今回の製品自体にニコチンが入っていなくとも、「煙や水蒸気を吸って吐き出す」という行為そのものが、本物のたばこへの抵抗感を無くしてしまいますわ。
学校側も「喫煙への関心につながる恐れがある」と判断なさいました。
最悪の場合、違法な薬物への入り口になってしまう危険性も、弁護士の先生が指摘していらっしゃいます。
2. 成分の不透明さと健康被害
ポケットシーシャの中には、成分表示が曖昧な怪しい製品も出回っておりますの。
成長期の大事なお体に、どのような悪影響が出るか分かったものではありませんわ。
ですから、東京の専門店などでは、未成年への販売を「自主規制」してお店に入れないようにしているのが現状ですのよ。
💎 わたくしのまとめ
若者たちの間で「みんなが使っているから」「お洒落だから」と流行してしまうお気持ちも分かりますけれど、スポーツに打ち込む身であれば、なおさらお体や周囲への影響を考えねばなりませんでしたわね。
ちなみに、今年2月にも福島県の強豪運動部で12名が同じように処分を受ける事件があったばかり。
清水高校の校長先生は、「反省を促し、指導を続ける」と仰っており、現在は反省の状況を見て、順次復学を認めているそうですわ。
法に触れずとも、「お人として、学生として、その行為が本当に相応しいか」を見極める教養が、いつの時代も大切ですのよ。
皆様も、甘い誘惑にはくれぐれもお気をつけあそばせ。
紙巻きたばことの最大の違いは、「煙を一度、水にくぐらせてから吸う」というその独特な仕組みにありますの。
💎 本来の水たばこの仕組み
本来の伝統的な水たばこは、お洒落なカフェなどで見かける大きなガラス瓶のような器具を使いますのよ。
一般的な紙巻きたばこが「葉を直接燃やして煙を吸う」のに対し、水たばこは以下のような手順で楽しみますの。
- フレーバーを用意する: 刻んだたばこの葉に、蜂蜜やフルーツの果蜜、香料などを混ぜ込んでペースト状にした「フレーバー」を、器具のてっぺんの皿(ボウル)に載せます。
- じわじわと温める: 葉を直接燃やすのではなく、上に載せた炭の熱で「蒸らす」ようにして香りの高い煙(蒸気)を出しますの。
- 水でろ過する: その煙が器具の中心を通って、下部のガラス瓶に溜まった「水」の中をくぐり、ポコポコと泡立ちます。
- ホースで吸う: 水を通ることで煙が冷やされ、余分な雑味が取り除かれた、非常にマイルドで濃厚な煙を長いホースから吸引いたしますの。
リンゴやミント、チョコレートなど、数えきれないほどの甘く芳醇な香りを楽しめるのが最大の魅力ですわ。
💎 普通のたばこと何が違うの?
| 項目 | 紙巻きたばこ | 本来の水たばこ(シーシャ) |
| ニコチン・タール | しっかり含まれます | 含まれます(※水を通しても完全には消えません) |
| 吸う時間 | 1本につき 5分 程度 | 1回につき 1時間〜2時間 程度 |
| 楽しみ方 | ニコチン摂取、気分のリフレッシュ | 香りや味の堪能、ゆったりした空間での会話 |
お分かり? 本来の「水たばこ」は、れっきとした「たばこ製品」。
法律でも20歳未満の使用は厳しく禁じられていますの。
💎 では、ニュースの「ポケットシーシャ」とは?
今回の事件で高校生たちが使っていたのは、上記のような大掛かりなものではなく、電子タバコ(VAPE)に近い「使い捨ての小型ガジェット」ですわ。
本物の水たばこの「フレーバーの香りを吸い込んで楽しむ」という感覚だけを抽出し、リキッド(液体)を電気の力で霧状にして吸う、持ち運び用のアイテムですの。
これには「たばこの葉」が一切使われておらず、ニコチンもタールも含まれていないため、日本の法律(たばこ事業法など)の枠組みから外れ、未成年が持て余すグレーゾーンになってしまっている…というのが、事の真相ですわ。
仕組みや違いはご理解いただけて?
伝統的な水たばこも、ポケットシーシャも、大人の嗜みとしての境界線がとても曖昧になりやすいものですのよ。




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