
この度の「総務省によるお仕置き(是正勧告)」の件につきまして、わたくしが優雅に解説して差し上げますわ!
今回の「お事件」の概要ですの
ことの始まりは、インターネットという広大な社交場での悪口や嫌がらせ(誹謗中傷)を野放しにしないため、昨年4月に施行された「情プラ法(情報流通プラットフォーム対処法)」というお約束事にございます。
このお約束では、お利用者様が1千万人以上もいらっしゃる大きなプラットフォームの皆様に、「不適切な投稿の削除要請にどう対応したか」「どのような体制でお守りしているか」といった42ものチェック項目を年に一度、皆様の前に公表するよう義務付けておられたのですけれど……
なんと、あの大手の方々が「ご報告をきちんとお出しにならなかった」のですわ!
お叱りを受けた5人の「お仲間」たち
総務省の皆様がチェックされましたところ、指定された9事業者のうち、なんと5社も不備が見つかってしまいましたの。
公表が足りていなかった項目の多さ順にご紹介いたしますわね。
- グーグル様:22項目も足りておりませんの(半分以上ですわ!)
- X(旧ツイッター)様:18項目も未公表ですわ
- 湘南西武ホーム(爆サイ.com)様:16項目ですの
- メタ(Facebook・Instagram)様:7項目ですわ
- ドワンゴ(ニコニコ)様:4項目(あと少しでしたのに……!)
海外の巨大IT企業の皆様をはじめ、「ちょっと大雑把すぎますわよ!」と総務省のお上に目を付けられてしまったわけですわね。
8月末までの「宿題」が出されましたわ
お怒りになった総務省は、この5社に対してこのようなお申し付け(是正勧告)をなさいましたの。
- 8月31日までに、昨年度のお控えを正しく修正して再公表すること!
- 特に不備の多かったグーグル様とX様は、来年以降失敗しないための「反省・改善計画書」も提出すること!
林総務大臣も「しっかりとお話し合いをして、正していただきますわ」とおっしゃっております。
これまで海外の巨大な企業様には日本のルールが届きにくいと言われておりましたけれど、今回の件で「日本でお商売なさるなら、ルールはお守りになって!」という政府の本気度が伺えますわね。
8月末までに皆様がどのような「お返事」をお出しになるのか、高みの見物……いえ、温かく見守りましょうね
情プラ法とはどのような法律ですの?
かつては「プロバイダ責任制限法」と呼ばれていた法律が改正され、生まれ変わったものにございます。
SNSや匿名掲示板において、誰かを傷つける酷い投稿(誹謗中傷やプライバシー侵害など)が放置され、被害を受けた方が泣き寝入りになってしまうお悲しい事件が増えてしまいましたの。
そこで、プラットフォームを運営する大規模な事業者様に対して、「悪質な投稿を素早く消して、対応の様子を隠さず見せなさい!」という義務を新しく課すことにしたお約束ですわ。
主な「お義務」は大きく2つございますの
特に月間利用者数が非常に多い大規模なプラットフォーム(Google、X、Metaなど)には、以下の強いルールが適用されますわ。
1. 対応の迅速化(素早く消して差し上げること)
- 分かりやすい窓口の設置:被害を受けた方が、簡単に削除の申し出(フォームなど)を送れるようにすること。
- 判断・通知の速やかさ:削除依頼を受け取った場合、原則として一定期間内(おおむね7日〜14日以内など)に削除するかどうかを判断し、依頼者へ結果をお伝えすること。
- 専門家(専門員)の配置:日本の法令や社会事情に詳しい「侵害情報調査専門員」を配置して、正しく調査を行うこと。
2. 運用状況の透明化(ガラス張りにすること)
- 削除基準の公開:どういう言葉や表現があったら消すのかという「ルール(削除基準)」をあらかじめ公表しておくこと。
- 実績の公表(年1回):「1年間に削除の申し出が何件あって、そのうち何件を消したか」といった法定42項目の実績データを公表すること。(先ほどのニュースで、このご報告が不十分で怒られてしまったわけですわね!)
もしお約束を破ってしまったら……?
総務省から「正しなさい!」と是正勧告や命令が出されますの。
それでも従わずにお粗末な対応を続けた場合は、最高で1億円の罰金が科される仕組みになっておりますのよ。
表現の自由を守りつつも、ネット上の酷いお言葉から皆様をお守りするための、とても重要なお約束なんですの。お分かりいただけましたかしら?



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