猫にまつわる不思議な習性 その3

日常記事

夜中に突然、何かに追いかけられているかのように猛スピードで部屋中を駆け回る「猫の運動会」。
静かな夜にドタバタと響くあの音には、飼い主様も驚かされることが多々ございますわね。

この不思議な行動は、専門用語で「真空行動(しんくうこうどう)」あるいは「FRAP(フラップ:Frenetic Random Activity Periods)」と呼ばれておりますの。


1. 蓄積されたエネルギーの「爆発」

猫は本来、短時間に爆発的なパワーを使って狩りをする生き物です。

  • 家猫の余剰エネルギー: 室内で安全に暮らす猫ちゃんは、野生に比べて体力が有り余っておりますの。
    その蓄積されたエネルギーが限界に達したとき、一気に放出するために走り回ります。
  • 狩りのシミュレーション: 獲物を追い詰め、仕留める際の一連の動きを一人で再現しているとも言われていますわ。

2. 排便ハイ(トイレ後の興奮)

猫ちゃんがトイレから飛び出してきた直後に、猛ダッシュを始めることはございませんか?

  • 自律神経の切り替え: 排便によって副交感神経から交感神経へと急激にスイッチが切り替わることで、気分が高揚し、興奮状態になるためと考えられています。

3. 薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)の習性

猫は夜行性と思われがちですが、正確には明け方と夕暮れ時に最も活発になる「薄明薄暮性」の動物です。

  • 本能のリズム: 人間が寝静まる深夜や早朝は、猫にとって「さあ、狩りの時間ですわ!」という本能が疼く時間帯なのです。

飼い主様ができる「運動会」対策

もし、夜中の運動会があまりに激しくてお困りでしたら、このような工夫をしてみてはいかがかしら?

  • 寝る前の「本気の遊び」: 寝る直前に、おもちゃで獲物を捕らえる一歩手前まで存分に遊んであげて、エネルギーを使い果たさせて差し上げてください。
  • 「狩り」の後の食事: たっぷり遊んだ後に少量のフードを差し上げると、「狩りが成功して、お腹が満たされた」と満足し、そのまま毛繕いをして眠りにつきやすくなりますわ。
  • 叱らないであげて: これは猫にとっての生理現象ですので、叱っても止めることは難しいものです。
    「元気があってよろしいですわね」と、温かい目で見守って差し上げるのが一番の解決策かもしれません。

わたくしも、猫ちゃんが楽しそうに走り回っている姿を見ると、つい微笑ましくなってしまいますわ。

お宅の猫ちゃんは、どのようなタイミングで「運動会」を始められるのかしら?

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