「みんなで大家さん」税金滞納 国税局が大阪の土地を差し押さえ

「みんなで大家さん」税金滞納 国税局が大阪の土地を差し押さえ 配当停止続くなか(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース

「みんなで大家さん」を巡る状況は、いよいよ深刻な局面を迎えています。
投資家へ送られた最新の通知内容と、これまでに判明している周辺情報を整理し、現在の危機的状況を解説します。


1. 大阪国税局による土地差し押さえの事実

2025年12月25日、運営側が投資家へ送ったメールにより、**「みんなで大家さん 宗右衛門町」**の対象土地が大阪国税局に差し押さえられたことが判明しました。

  • 債務額: 約1億7,200万円(令和6年度 法人税・地方消費税の滞納)

  • 追加の差し押さえ: その後も約8,400万円の滞納で同土地が差し押さえられたほか、12月10日には大阪府からも約1,400万円の税金滞納による差し押さえを受けています。

  • 専門家の見解: 税理士によると、通常は「預金」など手続きが簡単な
    ものから差し押さえるのが通例です。それにもかかわらず不動産(土地)が差し押さえられたということは、差し押さえるべき現預金が底をついている可能性を示唆しています。

2. 衝撃の口座残高:290億円集めて「6万円」

投資家を最も驚かせたのは、各商品の管理口座における残高の少なさです。数十億〜数百億円規模の資金を集めながら、口座には一般個人の貯金にも満たない金額しか残っていません。

商品名 集めた出資金(約) 12月25日時点の残高
成田2号 22億円 579円
成田6号 45億円 1,400円
成田16号 290億円 65,000円
全19商品合計 約1,440億円 約660万円

[!CAUTION]

1,400億円を超える巨額の出資金に対し、手元のキャッシュがわずか660万円程度であるという事実は、今後の配当や元本償還が極めて困難な状況にあることを物語っています。

3. 「成田プロジェクト」を巡る絶望的な状況

運営側は「成田プロジェクトの成功こそが解決策」と主張していますが、現実は極めて厳しい状況です。

  • 成田空港会社(NAA)との契約終了: 2025年11月、成田国際空港会社は、開発予定地の一部(約4割)に関する土地賃貸借契約を更新せず終了すると発表しました。「造成工事の遂行能力が確認できない」ことが理由です。

  • 進捗率の低迷: 2024年初頭の時点で、プロジェクト全体の進捗率はわずか**2.3%**程度と報告されており、広大な土地は依然として「更地」に近い状態が続いています。

  • 配当の完全停止: 2024年7月末から始まった配当遅延は、現在ほぼ全ての関連商品に波及しており、投資家への支払いが完全にストップしています。

4. 運営側の主張と今後のリスク

代表の柳瀬氏は「資産を守り抜く」と強調し、大規模な資金調達による解決を模索しているとしています。しかし、以下のリスクが現実味を帯びています。

  1. 自転車操業の疑い: 出資金が事業収益ではなく、他商品の配当に回されていたのではないかという「ポンジ・スキーム」の疑念が強まっています。

  2. 集団訴訟の拡大: すでに1,000人規模の投資家による返金請求訴訟が起きており、今後さらに加速すると見られます。

  3. 行政処分の再発: 過去に何度も業務停止命令を受けていますが、今回の税金滞納や資金枯渇により、さらなる厳しい行政処分や免許取消の可能性も否定できません。


出資者の方が取るべきアクション

もし現在出資されている場合は、以下の対応を検討することをお勧めします。

  • 法テラスや弁護士への相談: 個別の返金交渉は困難を極めるため、集団訴訟への参加や法的手段の検討。

  • 証拠の保存: 運営から届いたメール、契約書、これまでの配当履歴などを全てバックアップしておく。

  • 冷静な情報収集: 運営側の「大規模資金調達」という言葉を鵜呑みにせず、公的なニュースや裁判の進捗を注視する。

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